投資のリスクとリターン

投資を考える時にはリスクとリターンという二つの相反することを理解しておくべきでしょう。基本的なことではありますが、どんな投資でも基本的にリスクが高ければリターンが大きくなるということが多いです。

具体的に言いますと例えば国債などはデフォルトしそうな国債などは極めて高い金利でなければ買い手がつかないということになっていたりします。
リスクが高いとリターンが高くなるというので最もわかりやすい例はこの国債に対する投資であると言えるでしょう。

正しい株式投資であればそういうことが確実というわけではなかったりします。
確かに値動きが激しい方が儲けるタイミングというのが増えるというのは間違いないので、リスクが大きいほどリターンが大きくなる可能性があるとは言えます。

ただし逆にリスクが低い投資であるからといって、リターン低いのかと言うとそうでもなかったりするのも投資の面白いところであるといえるでしょう。
また投資には国に対するリスクというのもあったりします。
カントリーリスクと呼ばれるものであり国の政情不安などがそのリスクの最大のものであるといえるでしょう。
こういう様々なリスクというのが投資にはたくさんありますのでまずはそれらの特徴とかどういう投資には、どういうタイプのリスクが多いのかといったことから勉強してみると良いでしょう。

それともう一つ投資の方向性として重要になってくるのが投資した金額以上に損をする可能性があるタイプなのかどうかということです。

レバレッジをかけて投資をするということなどに関しては自分が投資した金額以上の損をするというのが実に分かりやすいことではあるのですが、それ以外にも投資した金額以上に損をするタイプの投資というのもあるのです。

例えば不動産投資などがそうです。不動産というのは持っているだけでコストがかかる資産でもあります。
もちろん、利益につながることもありますのでその維持コスト以上の利益になっているというのであれば投資が成功していると言えるわけですが、そうならず一切の利益にもならない不動産などになりますと固定資産税やその他維持費などだけをひたすらに払い続けなければならないというようなことになってしまうわけです。

投資をするときには、その投資を続けていくためにさらに資金が必要になるのかどうかといったようなことも考えてやるかどうかを決めましょう。ランニングコストは非常に重要なものです。

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